19.July.2016 Tateshina.Nagano.Japan |
『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』
(一身を犠牲にする覚悟でやれば活路が開けるということ)
解説:『故事・ことわざ辞典』より
今年はずっとしがみついてきたものを捨てることで、
それ以上に大きなものを得ることができると身に染みて感じた1年となりました。
一度手に入れたものを手放すのはとても難しく、
何もなくなってしまうように思えましたが、大きな間違いでした。
人より10年、いや15年でしょうか。
動くのが遅いです。
ずっと前から気づいていたはずなのに。
ですが、焦っても過去は取り戻せません。
今年の上半期まで、それまでの環境では努力の限界でした。
何かを大きく変えない限り、成長は遅く夢は遠のくばかりでした。
カッコ付けて、ステータスを捨てられなかった自分に別れを告げたのは6月末。
これから自分はどうなってしまうんだろうと不安でした。
ところが、いざ捨ててしまうと何も怖くもなく、むしろスッキリ。
捨てることで心の余裕が生まれ、
時間が経つにつれて色々なものが見えるようになりました。
自分が大事だと思っていたものは、小さくてつまらない見栄だったんですね。
そんな信念や覚悟が伝わったのか、自分を取り巻く環境は少しずつ変わっていきました。
結果としては、自分を大きく成長させる流れができ始めたところでしょうか。
焦るほど自分が今体験したり見ていること(僕は1次情報と勝手に呼んでいます)より、
お金やブランド、形式、常識などといった、
誰かがが言ったり決めたような2次情報を信じて頼り判断を誤ります。
まだ自分が捨てられていない無駄なものは沢山あるはずです。
遅ればせながら、そんなことに気付けた今年は良い年でした。