10/01/2012

視野

21.Sep.2012     Bangkok.Thailand

僕が持っている知識は不勉強な為に少ない。
タイ在住者だけでなく、それ以外の国での生活が長い人達と話すと如何に自分が不勉強で視野が狭いかということが嫌というほど分かる。
色んな国の人達がいるから、考え方は十人十色。
そのような状況で長く過ごしている人達は、少なくともアジアの中で日本をどう捉えるかということを考えざるを得ないことに必ず直面してきている。

知識を得たり視野を広げるのに手遅れなんてないはず。なければ今から覚えればいい。
ただ、毎日あまり色んな情報があるので、自分でもまだ捌ききれない。
深く考えるところまではとてもいかない。
例え帰国してもしばらくは分からないんじゃないかと思う。

タイは中国系の人が非常に多い。
加えて現在タイに来る旅行者はアジアの中では中国人、韓国人は上位に位置する。
一連の報道を聞いてから、行く場所によってはちょっと気を付けないといけないのかなぁ、なんて思っていた。

そんなことが頭によぎったので、職場で祖父が中国から来たというタイ人スタッフにこの話をしたら、「全然関係ないです♪」との返事。
隣の会社の人は「韓国人がいるけど超フレンドリーなんですけど♪」だそう。

中国系だからって生まれはタイだし、この問題に対する教育を受けてないから、あくまで国外の話と捉えているのか?「それはそれ。これはこれ」なのか?
統計を取ったわけでもないので、全体の一部と考えておく。
確かに自分だったら母国と隣国の情勢を個人レベルまでいちいち持ち込んで態度を変えるなんておかしい。

ただ、このような時期に日本をどう捉えるかということについて海外に身を置きながら考え直すことは、すごく良い経験になるはずだ。