24.Oct.1012 Bangkok.Thailand |
2012年10月24日。
バンコクではヒンドゥー教のお祭りがあった日。
いつもよりさらに幸せな時間を過ごした。
最初はヒンドゥー教のことを書こうと思って調べてみたけれど、僕にはとても複雑で出来そうもない。
背伸びはしないほうがいい。
だから、わずかな時間だけどヒンドゥー教の人たちに触れ合って考えたことを少し書こう。
一体僕は彼らの何を知っているんだろう?
神の形。信者の数。歴史、、、
予備知識は大事なのに、彼らと過ごした時間はすっかり忘れてしまった。
見知らぬ外国人を招き入れてくれるやさしさ、明るさ。
お祭りだから特別だったのかもしれない。
それでも、彼らの一部に触れたことで、自分の先入観は吹っ飛んでしまった。
自分達の祝い事を分かち合いたいという気持ちなんだろうか?
それとも、たまたま僕を見かけたから?
理由は何でもいい。
とまどいながらも祈り方を教わり、ぎこちない動作で線香をあげる。
それだけで彼らは喜んだ。
そして輪の中に入り、たわいのない話をし、踊り、祈りを捧げる。
願いは僕にも沢山ある。
仕事のこと、家族のこと、自分のこと、、、
そして、僕には新しく一つの願いができた。
どうか、この国や旅先で出会った人達といつまでも繋がらせていてくださいと。